炭素鋼
中碳鋼は、炭素含有量が0.25%〜0.60%の炭素鋼です。
中炭素鋼は、ある程度の可塑性、靭性、強度、優れた熱間加工性と切断特性を備えていますが、溶接特性は劣っています。強度と硬度は低炭素鋼より高いですが、可塑性と靭性は低炭素鋼より低くなります。熱間圧延材や冷間引抜材は、熱処理を行わずにそのまま使用することもできますし、熱処理を施してから使用することもできます。
淬火、回火後の中炭素鋼は優れた総合力学的性能を持っており、中程度の強度レベルのさまざまな用途において広く使用されています。建築材料としてだけでなく、空気圧縮機やポンプのピストン、蒸気透平機のタービン、重機の軸、ワーム、ギアや表面耐摩耗部品など、さまざまな機械部品の製造にも大量に使用されています。クランクシャフト、機械の主軸、ドラム、工具なども含まれます。
結果 1 - 2 の 2
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